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【第7話】透析ってなぁに? 私は、どうなるの?
2015.6.15
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【2014.07.22 掲載】
前回お話しました通り、オルカは売れないセールスマンではありませんでしたが、保険の仕事はそんなに簡単な仕事でもなくて、その支部で持っているエリアの一部を片っ端から訪問したり、担当の職域をお昼休みに訪問していく地道な活動を続けていくうちに徐々にオルカの顔を覚えてもらって少しずつ営業を展開していったのでした。
オルカは少なくとも最初の3年ぐらいは、知り合いからの契約はありませんでした。 最初に楽をしたら、後々続かなくなると思ったからです。
担当の職域と言っても別にみなさん暖かく迎え入れてくれるわけではありません。ですがお昼休みや夕方に大勢の方に会えるので、一軒一軒のお宅を訪問するよりは効率がよいのでオルカは職域中心に動いていました。
オルカはこの人はどの生命保険に入っているかとか、家族構成とか書いたマップを作っていましたが、ある職場では、もう入れる人がいないくらい私のお客さまだらけになっていました(^^;)
だから新入社員が入ってきたときは、追い掛け回してなんとかアポイントを取っていたのです。
ある年、私の職域に新入社員が4人入ってきて合コンをセッティングしたり、会社主催のボーリング大会に連れていったり、あの手この手で4人全員加入していただき、支社から表彰を受けました。 この時の新入社員のうちの1人が元夫なのです。
新入社員の中で一番落としにくそうであり、ちょっと生意気だったからこのO君を落とせば全員いけると踏んで初めに声をかけました。新入社員というのは会社に入ればと生命保険に入るものだという認識を持つと加入するもので、最初のアプローチで一気にクロージングまで持って行ってスムーズに契約となりました(^^)
そのO君が契約から1ヶ月ぐらい経ってなぜかゴールデンウィークの予定を聞かれ、8歳年下の男の子だったので、まさかデートとは思わず空いている日に会うことになりました。
私的には保険のおばちゃんとでも遊びたいくらい暇なのかな〜ぐらいに思っていましたが、 ある日「お話がある」と言われ……。
ま、まさか保険の解約?と死ぬほどドキドキしながら、電話に出たら
「好きです。つきあって下さい」と言われ、腰を抜かしそうになりましたΣ(゚д゚lll)
たぶん、このフレーズじゃなければ、つきあっていなかったのかもしれません。 青春か? このフレーズは!
こんなよけいなものが何もないストレートな言葉が、私のハートに突き刺さりました(^0^)
オルカ 「あ、うん」これまた、よけいな言葉が何もない返答をしました。 つづく
次回は、結婚…え? 私が病気? です。
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