生き活きナビ(サポート情報)腎臓病・透析に関わるすべての人の幸せのための じんラボ
出掛けよう!私たちの世界は広い。【第6回】
おまけのドバイ編
2018.7.9
緑の文字の用語をクリックすると用語解説ページに移動するよ。
じんラボ をフォローして最新情報をチェック!
- 【第1回】地中海に浮かぶ美しい島。マルタ共和国〜紹介編〜
- 【第2回】地中海に浮かぶ美しい島。マルタ共和国〜マルタ透析レポ編〜
- 【第3回】日常を抜け出そう〜透析患者さんの旅行準備編〜
- 【第4回】聖ミカエルの島へ 〜モンサンミッシェル編
- 【第5回】花の都 〜パリで旅行透析編
モンサンミッシェルやパリ、フランスへの旅を終えて帰途へ…
なんですが、まだ帰りません(笑)。
ドバイにストップオーバー、人生初の中東へ
今回もマルタへ出掛けた時と同様、エミレーツを利用したのでドバイ経由。ドバイと言えば、アラブ首長国連邦を代表する首長国の首都。今も砂漠の真ん中で増幅を続ける近代都市、世界一の高層ビルや金融街と活気溢れるスーク(市場)。アブダビの石油王やアラブ美女が闊歩していたりするのかしら? 興味があるじゃない。
…てことで、今回はドバイにストップオーバーする事に!
人生初の中東へ。ドバイで2泊ホテルを取って、ちょっとだけ街を探検。2泊といっても滞在は約26時間という弾丸スケジュールです(笑)。
深夜にドバイの空港に着いて、ハイヤーで新市街の4つ星のホテルへ。仮眠をとって、やたらと豪華な朝食ビュッフェを戴いたら早速街へ繰り出します。
金!金!金!!のゴールドスーク
私が訪れたのはちょうどお正月、真冬です。でもドバイは薄手の長袖で丁度良いくらいの過ごし易い気候。実際観光で訪れるには冬がベストシーズンだそう。真夏は気温が50℃を超えて湿度も高いというから、そりゃよそ者にはつらいよね。
さて、この正味1日でドバイを可能な限り愉しみたいから、計画はしっかり立てておきました。
まずはドバイの誇るゴールドスークへ。目も眩むような金!金!金!! ドバイは金の取引量が多く、地金も比較的安く手に入るそう。日本には無いようなデザインの金製品が並ぶショーウィンドウを眺めているだけでも愉しいけれど、やっぱりほんとは時間とお金をたっぷり用意して交渉に臨んでみたい。今は円安でもあり、時間もそんなに割けないので、今回は目の保養だけ。
街の中心部の移動にはメトロが便利。今回はほんの短い滞在なので両替もしなかったけれど、メトロチケットの購入にもクレジットカードが使えるので不便を感じることはあまりありません。
空からの眺めは「YES!!」
午後には、ちょっと奮発してヘリコプターでドバイの空を遊覧。超高層ビルが立ち並び躍動し続ける街の姿、地上から見上げたっててっぺんは見えないもの。空から俯瞰してみたかったんだ。有名なパーム・ジュメイラだって想像以上に巨大で、空からじゃなくちゃその全容なんて眺めることも叶わない。
ヤシの木の形に整然と並んだペルシャ湾に浮かぶ人工のリゾートアイランドは壮観で、あのコマーシャルみたいに「YES!!」って親指立てて叫びたくなっちゃう。
世界一の展望台、ブルジュ・ハリファへ!
ヘリでの空の旅を終えても、ナントカと煙は高いところが好きなもので…、次に目指すのは世界一の高層ビルの、世界一の展望台、ブルジュ・ハリファへ!
一番美しいといわれる日没から夜景へ移り変わる景色が観たくて、元日の日没の時間を予め調べておいて、それに合わせて公式ホームページで日本から予約していきました。ネットって便利(笑)。でも大正解、当日のチケット売り場を見ると、翌日夜までぜんぶSOLD OUTでした。
ブルジュ・ハリファの展望台は、124階の通常の展望台「At the Topチケット」と、148階・125階・ 124階の展望台を回れる「At the Top skyチケット」の2種類があって、それぞれ値段が違います。勿論、折角だから「At the Top skyチケット」を。因みに時期や時間帯と混雑具合によって値段の変動があるそうだけれど、今回は1人1万6千円ほど。「世界一の高さ」は物理的高度だけじゃなくお値段もかな(笑)。
高さ828mのブルジュ・ハリファの、148階展望台555m、124階展望台は452m地点。
移りゆく空と夕焼けに染まるドバイの街、眩しい光を放ちながら遠い地平に落ちてゆく夕陽、そして帳が下りて煌めく光。光。美しかった。
ブルジュ・ハリファのふもとには、毎夜18時から30分毎に繰り広げられる音と光の噴水ショー、ドバイファウンテン。展望台から眺め下していると小さく見えるけれど、実際には何十mもの高さに噴き上がる規模の大きさ。噴水の真下からも眺めたけれど、街の活力のようなものを感じて圧倒されます。
超巨大ショッピングモール「ドバイモール」
そしてこれまた世界一の広さを誇るというドバイモールへ。ブルジュ・ハリファに隣接し、1200を超える店舗が連なるこの超巨大ショッピングモールは、東京ドームが23個すっぽり入る程。とにかくデカい(笑)。ブランドショップからスーパーまで揃い、映画館に水族館にスケートリンクまで備えます。なんというか、世界一の応酬にサイズ感が麻痺しそう。
最後のディナーは、ブルジュ・ハリファを眺められるテラスのあるお店で。
ドバイの活力と異国の文化を感じて
イスラムの国なので、レストランのメニューにはアルコール類は掲載されていません。国のライセンスを保有する店では、旅行者や異教徒向けに別メニューで用意しているそう。テラスではターバン姿の男性が水たばこを楽しむ姿も多く、店員は男性ばかり。女性はアバヤという黒い布で目元以外をすっぽりと覆い、肌は決して露出しない。だから観光客は一瞥してそれと判ります。また、成長著しい都市らしく他国からの出稼ぎ労働者も多いよう。
ほんの短い滞在ではあったけれど、駆け足ながら増殖し続ける街、ドバイの活力と異国の文化を少しだけ、肌で感じることができました。
さぁ、次は何処へ出掛けよう。好奇心は尽きません。
まだ見ぬ景色がきっとたくさんある、だって私たちの世界は広いんだもの。
この記事はどうでしたか?
生き活きナビ内検索
- 腎臓病全般
- ご家族の方