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【第4話】子育て
2018.10.22
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息子の予言
「あーちゃん(お母さん)のお腹の中にオンナの赤ちゃんが入っているよ〜」と、5歳になった息子が突然言ってきたことがありました。「何言っているの〜この子は〜」と、最初は子供のたわごとだと気にも止めなかったけれど、念のためと思いつつ産婦人科の門をくぐると、本当に妊娠していました。ホントに驚きました。子供の不思議な能力なのだろうか、お腹の中の赤ちゃんの性別まで言い当てたのです。
息子は私の両親にとって初孫だったこともあって、皆から可愛がられて育ちました。初孫の特権ですね。小さい頃は曽祖父ともいつも一緒にいましたので、老人にも優しく声をかけることができる子供でした。
当初子供は1人でいいと思っていても女の子を抱くお母さんの姿が気になって仕方がない時期がありました。そして、どうしても女の子を産みたいと思うようになり、5年後に娘が誕生しました。息子の予言が的中したのです。
子育てで気をつけてきたこと
子供たちが小さい頃、私は免疫抑制剤を多く服用していたこともあり、特に息子が幼稚園児だった頃は風邪などの感染症にもれなく感染していました。夫だけは被害を免れていたのは健康人の免疫力のお陰だったのかもしれません。
子育てで気をつけたことは、本当に基本的なことばかりです。帰宅時間、挨拶、箸の持ち方、紐の結び方などは特に厳しくしてきました。そんなこともあってか、子供たちは武道を志すようになっても紐の結び方に困らなかったように思います。息子は柔道、娘は剣道でした。礼に始まり、礼で終わる。2人とも武道の師匠に礼儀を教わりました。他人に躾けてもらえるので、何かスポーツをさせるのはいいことかもしれませんね。
親としての反省点
年数を重ねて少し後悔することは、母親としてもっと褒めて育てたらよかったなぁ〜ということです。子育ては当然素人だったので、気持ちに余裕がなかったこともあって(汗)いつも叱ってばかりいたように思います。
(`_´)ゞ
子供たちももう20歳を越え、仕事も持って一人前になりました。年齢的には家庭を持ってもいい年代となったのに、良縁にめぐりあっていないのが少し残念なところですが、そのうち??に?
子育てによって自分も育てられるって、本当ですね。子育ては、永遠に楽しんでやっていきたいですね。次は孫育てもやってみたいなぁ…。
次回は「再透析 腹膜透析で生きてやる!」です。
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