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【第4話】透析導入後の生活について

2019.1.7

文:たいしょう

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こんにちは、順調に透析ライフをお過ごしでしょうか?
私は透析時の体重の増えも安定してきており、就業していないものの家族に助けられ、透析空き日には趣味や家事に勤しんでおります。


食事内容や摂取方法、考え方等の変化で体重コントロールが可能になった

もうすぐ透析を導入して丸4年を迎えます。以前の私は体重の増えが安定せず、5時間透析で毎回5kg以上の除水でシャントの傷みも早く、3か月毎に経皮経管的血管形成術(PTA)のお世話になっていました。しかし、ここのところ1年以上PTAを行っていません。
5時間の透析時間は変わりませんが、食事の内容や摂取方法、考え方などを変えることで、意識しなくても体重の増えを4kg以下に抑えることが出来るようになり、シャントの傷みも減ったようです。4年前には考えられないことでしたが、さまざまな人のおかげで、非常に充実した毎日を送れていることが嬉しく、また楽しく感じています。


看護師さんとの会話は病気以外の話題を探す

ところで、皆さんは透析中に看護師さんとどんなお話をされていますか? もちろん医療施設ですので病状や辛いこと、痛いこと、しんどいことが主な話題だと思います。私も以前はそうでしたが、最近では日々の病状の話はほどほどにして、担当の看護師さんの名前を覚え、少しずつ共通の話題を探しています。
ある看護師さんとは趣味の模型作りの話。別の看護師さんとは海外ドラマの話などをするようにしています。看護師さんも人間ですから、ムスッとしている人よりもニコニコして楽しく会話を交わせる人のところへ寄っていくものです。挨拶をして明るく朗らかにしていると、自然と向こうから声が掛かります。私はそれで何度癒されたかしれません。


自分で判断すること以上に確認することが大切

朝晩の散歩を始めてから最近知ったのですが、私の自宅のお向かいさんも同じクリニックで透析を受けていました。その方は男性で82歳、高齢のため少し記憶があいまいになっておられる様子です。私と歳は離れていますが昔から親しくさせていただいています。

お向かいさんの透析日がたまたま文化の日にあたっていたらしいのですが、祝日なので病院は休みだと思い込んで、買い物に出かけたそうです。するとクリニックから出先に電話が掛かってきたそうで「大変怒られた…」とおっしゃっていました。
話を聞くと、クリニックの営業日はパンフレットで確認しただけで、看護師さんに確認しなかったとのことでした。
つまり、クリニックでの日々のコミュニケーションが足りなかったのです。もちろん自分で判断して行動することは大切です。しかし、それ以上にその判断が間違っていないかを確認することは、もっと大切だと思います。なぜなら私達は大変難しい病気と日々戦っているからです。思い込みで実は大変な勘違いをしている可能性があるのです。学校で習った「報告・連絡・相談」が大切なのです。


自分次第で「不幸中の幸い」を見つけることが出来る

お向かいさんには数人の看護師さんの名前と「私と知り合いだと伝えると話しやすいですよ」と教えてあげました。
先日、再び散歩で出会った時、その男性から「看護師さんと話したよ、あなたのことで話しが盛り上がった、ありがとう!」と、言っていただきました。「よかったですね、どうせなら楽しくいきましょう!」と言うと、非常に喜んでいらっしゃいました。

どうやら自分が前向きになると、周囲の人まで明るくさせるようです。この雰囲気が大切だと思います。不満や不平を言い始めるとキリがありません、しかし自分次第で「不幸中の幸い」は見つけることが出来ると思います。どこに幸せを感じるかで、その後の人生が大きく変わるのではないでしょうか。

私はこの世に生まれて来た以上「自分の知らない世界」を残したまま去りたくありません。1分1秒、少しでも賢く、少しでも楽しく生きて、後悔のない人生を送りたいと思います。

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たいしょう

たいしょう
1972年2月24日生まれの46歳。奈良県奈良市在住で、約3年前に糖尿病性腎症を発症し、透析導入。小さいころからスポーツが大好きで水泳、剣道、相撲、アメリカンフットボールなどをしていました。40歳を超えたぐらいから疲れやすい身体になり、感染病なども発症していました。透析導入後の1年間は身体がなじむまで大変でしたが、今は安定した透析ライフを楽しんでいます。
仕事は退職してしまいましたが、持ち前の明るさで家族や周囲の方々の協力のもと、趣味や日記などのライフワークを中心に前向きに頑張っています。

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