メタボリックシンドローム
別名:
略号:
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病のうちいずれか2つ以上を合わせもった状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と言います。高血糖、高血圧、脂質異常症などの危険因子が重なる程、心臓病と脳卒中の発症の危険度が高まります。
日本人の三大死因は、がん、心臓病、脳卒中ですが、心臓病と脳卒中は、動脈硬化が主な原因となる病気です。メタボリックシンドロームになると、糖尿病、高血圧症、脂質異常症の一歩手前の段階であっても、内臓脂肪型肥満とともに動脈硬化を進行させ、命にかかわる病気を急速に招くこともあります。
メタボリックシンドロームを予防・改善するためには、運動習慣、食生活改善、禁煙を始めるなど生活習慣を総合的に改善して内臓脂肪を減らすことが必要です。