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【第28回】
秋こそ体のメンテナンス!
2017.10.2
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天高く馬肥ゆる秋になりました。このシーズンは美味しいものがたくさん出てきます。フルーツ、キノコ、秋刀魚と、馬じゃなくても肥えそうな時期ですね。
私もこの季節は色々なものを食べるのが楽しみです。とはいえ、透析を受けている身では量などの制限がつきものです。それを怠ると透析前の体重測定で頭を抱えてしまいます
季節的に穏やかな秋こそ、日頃できない検査を行い、自分の体の状態を把握して計画的にメンテナンスをしようというのが今回のテーマです。しかしなぜ秋なのか?
夏の暑い時期は夏バテをしたり、冷たいものの食べ過ぎ等で疲れやストレスが蓄積します。その積み重なったものが一挙に出てくるのが秋です。
検査は大事と言っても、MRIだ、大腸ファイバーだと大仰な検査をお勧めしているわけではありませんのでご安心くださいね。
ちなみに私自身はどうかというと、秋頃には腹部エコー、胃カメラ、シャントエコーをだいたい基本セットにして検査を行っています。
そして、毎回の血液検査の数値に一喜一憂するというのもいつものパターンでございます。
検査の結果が出たら、言い訳せずにまずはその結果を認めて向き合う!
しかし、私自身もそうですが「この間は検査前に餃子にチャーシュー麺食べてしまったし…」とか「まだ腹回りは大丈夫! ダイジョウブ…」などとついついと言い訳をしてしまい、問題から目をそらしがちです。しかし何かを始めるには丁度いい秋という季節だからこそ、日頃の不摂生の解消や、生活の中で出来ていないことなどのやりたいことを始める。スタートするのに遅すぎることはないですよ。
「食欲の秋」で美味しいものを適量食べることでエネルギーと幸福感を蓄えつつ、「スポーツの秋」で日頃の運動不足を解消!(でも、いきなり激しい運動よりもウォーキングからですね)「読書の秋」でさまざまな本を読んで頭の体操をしていく。
過ごしやすい時期だからこそ自分の体と向き合い、メンテナンスをして自分の体と心に足りないものを補充していく。そうすることで自分自身のレベルアップにもなりますし、積み重ねていく結果は必ず自分の今後のためになるはずです。
これってゲーム感覚で取り組めるので結構楽しいものですよ。
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