with Kidney プロジェクト

[ 新規会員登録(無料)] または [ ログイン ]

腎臓病(慢性腎臓病:CKD)・透析と正しく向き合い、知って、共感して、支え合って、自立する。
基礎知識やQ&Aコミュニティ、透析管理ツールやサポート情報など、元気に生活するためのすべてがここに。

新規会員登録(無料)

アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬

別名:アンジオテンシンⅡレセプター拮抗薬、AⅡ拮抗薬

略号:ARB

アンジオテンシンⅡは強力な血管収縮剤および神経伝達物質であり、末梢血管抵抗を増加させ、副腎皮質によるアルドステロン分泌を刺激することによってナトリウムを保持するもので、アンジオテンシンⅡの受容体に結合してはじめて血管を収縮させ、血圧を上げる作用を示します。

アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬は、アンジオテンシンⅡの受容体への結合を妨げ、血管を拡張させ、血圧を下げ、ナトリウム保持を低下させないようにします。降圧薬としてよく使われており、保存期腎不全や糖尿病初期の蛋白尿を軽減させ、腎機能障害の進行を抑える効果が示されています。慢性腎臓病(CKD)の概念の普及により、アンジオテンシン変換酵素阻害薬と同様に心臓・腎臓保護作用があるため使用を推奨されており、多くの種類の製剤が市販されています。副作用として、血管浮腫、腎不全、高カリウム血症、ショックなどが現れることがあります。アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)とは異なり、ブラジキニンの分解を阻害しないので、副作用の1つである空咳の原因とはなりません。

関連記事

病気の段階と治療

2013.04.01

文:じんラボスタッフ

透析患者さんの薬物療法

2019.11.11

文:じんラボスタッフ

関連用語

キーワード検索

50音で探す


アルファベットで探す

  • Z

透析ライフガイドブック「患者がつくった透析のほん」

→透析ライフガイドブック「患者がつくった透析のほん」 とは

この"ほん"をご希望の方

以下のボタンから申込フォームにお進みください。
【New!】個人の方向けにkindle(電子書籍)版をご用意しました。
冊子版をご希望の方はかかりつけの医療施設にお問合せください。


申込フォームに移動します


Amazonに移動します

この"ほん"を手にされた方

ご感想やご要望をお寄せください!!
続編の希望などもあれば教えてください。

じんラボを応援してください!