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世渡りナビ(就業・社会生活)

小さな一歩でも確実にゴールは近づく
〜透析者の就労サポート活用のすすめ〜

2018.3.12

文:所長

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IHFヒューマンリソース株式会社外部サイトへと提携し、透析患者の就労サポートに取り組み始めてから1年が経ちました。
そこで、この1年を振り返ってみたいと思います。

提携の経緯はぜひ「じんラボの「透析者のための就労サポート」始動!」をご覧ください。


まずは小さなことからでも行動してみることの大切さ

キャリアメンターで透析者でもある梶原さん、南青山内科クリニック院長鈴木孝子医師の多大な尽力のおかげでこの1年で少しずつ成果を上げてきました。
「働きたい」という透析患者の仲間の願いが着実に叶えられていることに、やりがいと、嬉しさを心から感じています。

透析歴31年の患者として、及び社会福祉士として透析者サポートし、就労に関する心構えや情報を発信してきた1年を振り返って思うことは「まずは小さなことからでも動いてみることの大切さ」です。
クリックひとつで変わる人生〜就労サポート利用者に聞いてみました〜(後編)」でご紹介した就労サポート利用者の峯木さんも、軽い気持ちでクリックしたことから始まり、そのことで「人生が変わった」とおっしゃっています。


「働きたい」という気持ちがあれば、もっと気軽に相談して欲しい

また、先日開催した腎臓病・透析患者・家族のための勉強会「じんラボゼミナール」内で行った参加者(患者)同士の情報交換の際にも、「就労・仕事」の話題に上がりました。参加していたキャリアメンターの梶原さんも、透析者が「働く」ということに興味・関心を強く持っていることを改めて実感したそうです。他の患者と出逢い情報交換することはとても大切だと思うと同時に、「もっと気軽に『就労』についての相談もしてもらえたらいいのに」とも思ったそうです。

透析をしながら働くことはもちろん簡単なことではありません。
「仕事をする」ということは言うまでもなく責任が伴うことであり、軽々しい気持ちで向き合えるものではありませんから、迷ったり悩んだりしている方も多いことでしょう。
そこで、迷ったり悩んだりされている方に向けて梶原さんからメッセージをいただきました。


キャリアメンターの梶原さん

「働ける」という身体と心の自信がなくても「働きたい」という気持ちがあれば、とにかく一歩踏み出して気軽に相談して欲しい。相談いただければ、まず自分は仕事ができる状態なのか、自分に合った仕事の有無等、今の環境や状況を客観的に知ることができます。時には「今はお仕事をする時ではなく、治療に専念すべき時」とお伝えすることもありますが、何より良いお仕事と出会うためには、タイミングも重要になります。早めに登録いただくとチャンスを掴みやすくなりますよ。


透析者の就労に関しての唯一無二のサポートです

世の中に人材紹介会社は数えきれないほどあります。最近では障害者が対象の会社もいくつかありますが、透析者がキャリアメンターを務め、ここまで透析者に特化してサポートする会社を私は知りません。
さらに専門医の鈴木先生、社会福祉士の私もサポーターとして控えており、「透析をしながら働くこと」に必要な身体と心、それを実現する環境の準備とはどういうものなのかを熟知しています。そのため、透析者の就労と透析についてのあれこれを交えた話ができたり、相談に乗ることができます。
手前味噌ですが、そんな取り組みは恐らく日本で唯一でしょう。


その一歩があなたの人生を変えるかもしれない

一人でしっかり、じっくり考えることはとても大切です。
ただ、一人で考え込むだけでは環境の変化は起きません。
繰り返しになりますが、透析患者の皆さんに伝えたい。
「働きたい」と思ったら、まず小さな一歩から踏み出して欲しい。

現在、就労サポートを希望してIHFヒューマンリソースに登録されている方の状況は本当にさまざまです。すぐに就職に繋がる方もいれば、長期的視野でサポートが必要な方もいらっしゃいます。
初めにキャリアメンターの梶原さんがお話や希望をしっかりと捉え、お一人お一人の状況に合わせて適切なアドバイスを行い、ご希望と条件にあった企業やお仕事をご案内しています。
そして、ご紹介先の企業がどんどん増えています。
2018年4月から障害者雇用率が2%から2.2%に引き上げになることもありますが、この1年間、少しずつではありますが梶原さんが地道に企業を訪問し、透析者を雇用するメリットや注意点をお伝えするといった啓蒙活動を続けてきた結果、透析者を雇いたいというお声をいただく機会が増えてきています。

また、じんラボやIHFヒューマンリソースを通じて就労が決まった方達の新たなコミュニティができ、月に1度程度の懇親会が開かれているようです。そこでは、かなり踏み込んだ有意義なお仕事に関する情報交換等が行われているとのことです。
こうしたコミュニティに参加し、同じような状況にある方達といろいろな話をすると、何か新しい発見があるかもしれませんよ。

登録も相談も一切お金はかかりません。まずはIHFヒューマンリソース株式会社のWebサイト外部サイトへで「登録こちら!」ボタンをクリックしてみる、その一歩があなたの人生を変えるかもしれません。
いきなり走り出せなくても、小さな一歩でもゴールには近づくことに間違いありませんから。

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所長

所長
一般社団法人ペイシェントフッド代表理事。社会福祉士。透析歴31年。
14年間勤めた一般企業を退職後、福祉職を経て、2010年9月に株式会社を設立し、2018年4月からは一般社団法人ペイシェントフッドに法人格を変更。
長い年月にわたり「治療を受ける」という「受け身の立場」で医療と関わってきましたが、腎臓病を経て、透析を受ける当事者として、その経験・想いを「腎臓病・透析に関わるすべての人の幸せのために」役立てられないかと一念発起し、起業しました。
「じんラボ」はみなさんと一緒につくりあげていくコミュニティです。
「ひとり一人の「生きる力」が、医療を支える、希望ある社会」の実現に皆さんと共に歩んでまいります!どうぞよろしくお願いします!

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