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〜就労サポート利用者に聞いてみました〜

株式会社スクウェア・エニックス・ビジネスサポートで働く峯木良広さん【前編】

2017.10.10

文:所長

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株式会社スクウェア・エニックス・ビジネスサポートで働く峯木良広さん

「透析患者の働きたいを応援しよう!」と、2017年2月よりIHFヒューマンリソース株式会社外部サイトへ(以下、IHF)と共に就労サポートを行っています。約8ヵ月が経過し、既に数人の透析者の就職が決まり、既に働いています。

そこで今回は、実際に私たちの就労サポートで就職が決まり、株式会社スクウェア・エニックス・ビジネスサポートで働く峯木良広さん(47歳)に、IHFへの登録から就職して3ヵ月経った現在までのお話を伺いました。前後編2回に分けてお届けします。


はじめは軽い気持ちで障害者の雇用セミナーに

所長 早速ですが、峯木さんがIHFのサイトに登録したきっかけは?

峯木さん インターネットで色々と検索していた際、「透析」というキーワードでたまたま出てきたIHFのサイトに「スクウェア・エニックス・ビジネスサポートでセミナーがあります。障害者の雇用があります。」とあり「あー、こういうのがあるんだ」と思って登録しました。
「こんな大きな会社に、何の特技もない人間がどうせ入れるわけがない」と正直全く期待していなかったのですが、子供の頃からずっとゲームで遊んでいましたし、ゲームセンターでも働いていたので、本当に楽な気持ちでちょっとセミナーに行ってみようと思ったのがきっかけですね。

所長 参加されていかがでしたか?

峯木さん 実際にそこで働いている透析患者の方3名のお話があり、仕事のこと、透析との両立のことを聞けたのがすごく大きかったですね。
「自分と同じ透析患者でこんなに働いている人がいるんだ」そして「採用してくれる会社があるんだ」衝撃を受けました。
それまで働こうと思って動いてもどこもかしこも入社を断られ、ハローワークに行ってもダメで、仕事がなかなか見つからないので、清掃の仕事をしたりしていました。
そうした就職活動を通じて感じたことは「透析のことはなかなか理解されていない」ということです。

所長 そうなんですね…。

峯木さん 今は障害を持っている人に仕事の斡旋をしてくれる会社がポチポチと出てきていますね。私もたまたまIHFのサイトを見つけて、そしてたまたま紹介先がスクウェア・エニックスという自分が好きだったゲーム会社で、軽い気持ちでセミナーに行ってみたら面接してもらえるということになって…。


とりあえず飛び込んでみる、仕事のチャンスは行動するかどうかが分かれ目

所長  IHFのサイトをたまたま見かけたのをきっかけに、そこに実際に足を運んだから峯木さんの人生が変わったのですね。

峯木さん そうですね。自分はこれまでの人生で「ちょっと行ってみるか」から変わるということがすごく多くて、実際ゲームセンターで20年近く働いていました。
その前の仕事を辞めて「どうしようかなあ」と思っていたら「ゲームセンター」の求人を見つけて「あっ! 自分はゲームが好きなんだからこれいいんじゃない!?」と、とりあえず飛び込んでみたら1年後には店長になって。こう「なんとなく」が転がると言いますか「なんとなく」が「ラッキー」で。その経験が大きいですね。
「あー、セミナーか。ちょっと行ってみるか。」と思っても行けない人は人生損しているな、と思います。

所長 具体的に行動するかどうかが分かれ目ということですね。情報は色々調べれば見つかりますから。

峯木さん 今はいくらでも見つけられますよね。それもスマホで手軽に。10年、20年前に比べたらすごいと思いますよ。せっかくスマホを持っているのに活用していないなあ、という人も多いですよね。

所長 そうですね、ゲームやっているだけとか…。

峯木さん 身体が動かなくて外に出られないというのであれば話は別ですが「仕事をしたい」と思っているなら極端な話、ポチッと押すだけで申し込めますから。

所長 それで実際に峯木さんの人生が変わったんですものね。

峯木さん 自分が今そこで働いているというのが本当にビックリなんですけど。


「やれるところからやる」と決めて、新人のつもりで仕事に取り組む

所長 話は変わりますが、IHFに登録してみてどうでしたか?

峯木さん それまで人材紹介会社はいくつか活用していたのですが、その中には正直胡散臭い会社もありました。IHFの梶原さんがとてもきちんとしている方だったので、この人なら大丈夫だと思いました。

所長 同じ透析者であるということに安心感はありましたか?

峯木さん そうですね。

所長 面接の時に何か特別なことはされましたか?

峯木さん 病気になって仕事が無くなったりすると、それまでバリバリ働いていた方はプライドが邪魔して心が折れてしまうことも多いと思います。だからこそ自分は「やれるところからやらないと」思っていましたから、スクウェア・エニックス・ビジネスサポートの採用面接の時には「私はこういう仕事をしてきました。今の自分は他の人に負ける所もありますし、心も1回折れているので新人として使ってください。一つずつ段階を踏ませていただきたんです。」とお話ししました。

所長 実際に内定が決まった時はどうでしたか?

峯木さん そうですね、嬉しさ半分、不安半分ですね。素直に仕事が決まったことが嬉しいし、これでなんとかなるかな、と思う半面、ゲームセンターで働いていたものの、ゲームを作る側の会社で自分に何ができるんだろうという不安が半分ありました。
でも、色々と仕事内容を確認していくにつれ、ゲームを開発している人達が余計なことに手を煩わせないで開発に集中できるように「我々は色んな仕事を引き受けますよ」というスタンスだということが分かり、実際自分でもできる仕事なので助かっています。

職場の様子と透析との両立については後編でお届けします。お楽しみに!

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所長

所長
株式会社ペイシェントフッド代表。社会福祉士。透析歴29年。 14年間勤めたソニー(株)を退職後、福祉職を経て、同社を設立。 長い年月にわたり「治療を受ける」という「受け身の立場」で医療と関わってきましたが、腎臓病を経て、透析を受ける当事者として、その経験・想いを「腎臓病・透析に関わるすべての人の幸せのために」役立てられないかと一念発起し、起業しました。 「じんラボ」はみなさんと一緒につくりあげていくコミュニティです。どうぞよろしくお願いします!

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