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腎臓病(慢性腎臓病:CKD)・透析と正しく向き合い、知って、共感して、支え合って、自立する。
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じんラボ所長室

全国透析施設めぐりの旅4 宮崎編

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2014.1.16

第4回は九州へ。宮崎県/宮崎市を訪れました。

第3回の福島県郡山市「援腎会すずきクリニック」鈴木一裕院長のご指名で、今回は宮崎県宮崎市「森のクリニック」へうかがうことになりました。

6月に福岡で開催された透析医学会に続き、今年2度目の九州訪問となりました。
今回お世話になる「森のクリニック」もこれまで訪問した施設同様、名前は存じ上げていました。そして、その名のとおり「森の中にあるクリニック」ということで、想像を膨らませて宮崎へ飛びました。


訪問クリニック

医療法人光穂会 森のクリニック

院長 窪山美穂(くぼやまみほ) 窪山美穂 窪山美穂 院長
所在地 〒880-0123 宮崎県宮崎市芳士2033-1
TEL:0985-39-7773
http://morinoclinic.jp/index2.html
ベッド数 30台
透析時間 月水金:7:30-19:00、21:00-翌朝6:00、火木土:8:00-14:00
 

クリニック・院長先生のポリシー

①宮崎の豊かな自然環境を取り入れ、癒しの環境を整える

人や車の往来が目につきにくい、自然環境の中にクリニックを設立しました。比較的広大な敷地で、四季を感じることができるような花や紅葉、昆虫や鳥、時にはウサギや亀、夜にはイタチを目にすることができます。敷地内の電線は、地下埋設となっており、人工物の違和感を感じない環境づくりに配慮しました。

②プライバシーの確保

個別空間を確保することにより、自室で透析をうけているような感覚を得ることが可能となりました。プライバシーの確保と、安全管理は相容れない側面を持っていますが、パーテーションにより個別空間を確保する一方で、頻回の見回り・透析ヘルパーの介入・監視カメラ導入により安全管理にも配慮しています。

③勉強会、社会科見学、懇親会の開催

腎臓の働き、人工腎臓、透析療法の実際、合併症など多くのことを繰り返し、月1回の勉強会で勉強します。知識の習得は自己管理を可能とし、自己管理できる人は元気で長生きができる人です。

④双方向のコミュニケーション

些細なことから、医療者への信頼が失われると、医療は成り立ちません。医療者も患者も真摯に、互いに誠実であり続けるすばらしい関係を維持したいと考えています。要介護者には、介護スタッフや家族との連携を強固にするため、本人・家族だけでなくケアマネージャー、施設職員、薬剤師とも連絡を取って、診療所でケア会議を開催しています。

⑤自分だったら、

すべては、マニュアル通りにはいかず、その場での判断を必要とすることも少なくはありません。「自分が相手の立場だったら」を考えて行動したいと考えています。

クリニックの特長

宮崎の自然豊かな環境を生かして、癒しの空間を提供します。
やれることは、全てやります。

特筆すべきサービス

就労支援目的に、オーバーナイト透析を行っています。現役世代の社会参加、社会復帰を支援します。院内規定に基づき、通院困難者に送迎を行っております。

好きな言葉

ネバーギブアップ
諦めず、自分にできる努力を続けていれば、道は必ず開けると信じています。

腎臓病患者さん・透析患者さんへの一言

孤独にならないこと、信頼できる仲間を作ってください。
医療スタッフとも、積極的にコミュニケーションを図ってください。
決して一人ぼっちではありません。

これからの透析医療について

「考える透析」を提供していきたいと強く思います。

「じんラボ」へのメッセージ

手探りながら、頑張っている様子がひしひしと伝わってきます。今後も、応援していきたいと思います。

ご紹介いただいた次回の訪問先

名古屋の城北クリニックをご紹介します。高血流透析を実践し、長期生存者が多いクリニックと評判です。


地域の患者会

宮崎県腎臓病患者連絡協議会

住所:〒880-0051
宮崎市江平西1-2-28 第4丸三ビル6階
TEL:0985-27-0822
FAX:0985-73-8222
Email:miyajinkyo@bz03.plala.or.jp

宮腎協1
宮腎協2
宮腎協3

宮崎県腎臓病患者連絡協議会の活動の特色

私達は、以下の事を柱に活動しています。

  • 学習会等で病気について正しく学び、理解し、それを療養生活に活かしていく。
  • 豊かな心で、明るい生活を送れるよう、レクレーション等で仲間の交流をする。
  • 先輩方の“命を懸けた”運動によって得られた医療・福祉の恩恵を引き継ぐ。

透析患者さん、家族へのメッセージ

人工透析導入となった当初は、誰もが落ち込みどん底を見ます。しかし、現在の透析療法の進歩はめざましく、病気を知り、しっかり自己管理を行えば時間の制約を除けば普通の暮らしが出来ます。また、CAPDという選択肢もありますし、腎移植も飛躍的に進歩しています。
不安な事、疑問などありましたらご遠慮なく宮腎協事務局までお電話下さい。
もちろん、患者さんを見守って下さるご家族の皆様の疑問にも出来る限りお答え致します。

透析医療に携わる医療者へのメッセージ

私達透析患者のために、日夜ご尽力頂いていることに感謝致します。
私達透析患者は、生活のとても多くの時間を透析ベッドで過ごします。透析の時間を穏やかに過ごすことは、生活を穏やかに過ごすことに繋がります。
私達も出来る限り透析療法を受ける側についても学んで参りますので、心も体も元気になれる透析医療をよろしくお願い致します。

「じんラボ」へのメッセージ

「じんラボ」さんの試み、活動は素晴らしいものであると思います。
今後も益々のご活躍をいただき、全国の患者仲間の学習、交流、癒しの場になりますように願っております。
もっともっと、患者さんに浸透していくといいですね。

宮崎県の魅力

宮崎といえば、何と言っても「青い空と海!」です。
青い海と空が交わる水平線を眺めながらの日南海岸ドライブは格別です!
また、国内有数のパワースポット、高千穂は通年観光客で賑わいます。高千穂の夜神楽は必見、天の安河原のパワーには、あなたも鳥肌…のはずです。
スポーツランド宮崎としても有名な我が県は、プロ野球やJリーグのキャンプが数多く行われます。ぜひ、宮崎へお越しください!

宮崎県腎臓病患者連絡協議会より

腎不全治療の選択肢は、透析だけではなく、CAPD・移植というものもあります。また、これからは在宅透析も進んでいくのではないかと思います。
しかし皆、同じ腎不全患者です。皆が毎日を笑って楽しく過ごせるように、仲間同士が手を取り合っていきましょう。宮崎県腎臓病患者連絡協議会も、出来る限りお力になれるよう、今後も努力して参ります。

>>次ページ1日目:台風と入れ違いで宮崎入り

所長

所長
株式会社ペイシェントフッド代表。社会福祉士。透析歴29年。 14年間勤めたソニー(株)を退職後、福祉職を経て、同社を設立。 長い年月にわたり「治療を受ける」という「受け身の立場」で医療と関わってきましたが、腎臓病を経て、透析を受ける当事者として、その経験・想いを「腎臓病・透析に関わるすべての人の幸せのために」役立てられないかと一念発起し、起業しました。 「じんラボ」はみなさんと一緒につくりあげていくコミュニティです。どうぞよろしくお願いします!

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