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生き活きナビ(サポート情報)

透析患者のこころを守ろう!

2013.4.1

文:所長

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透析患者にとって、週3回以上透析施設に行って透析をして「身体(血液)」的にキレイにしてもらうことは生きていくために最低限必要なことですよね。

でも「精神的」にはどうでしょうか。

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移植を行わない限りずっと続けなければいけない「透析」と共に生きていくことは、それだけでも大変大きなストレスとなっています。
これは、性格が明るいとか前向きとか関係なく、どなたにでも当てはまることだと私は確信を持って言えます。

加えて、「透析患者」としての生活だけではなく、「生活者」として、「家族」における「夫」「妻」「子」「親」等の役割や、コミュニティの中での役割等、さまざまな側面を持ちながら生活をしています。

その日常の生活の中でも、さまざまなストレスが突発的、または長期的に起きることでしょう。

以前ブログに、「こころの透析が出来たら…」とのコメントをいただき、本当にその通りだと思いました。

そして、 『透析では、「身体(血液)」をキレイにしていただくとともに、透析・病気に伴う悩みや、透析環境に対してのストレスがあったら伝えて、少しでも「こころ」もキレイにする。そんな快適な透析の時間を過ごすことが出来たらいいなぁ、と思います。』 と書きました。

どういうことかと言うと、 透析施設においては、血液浄化療法であるいわゆる「身体的な透析」をしっかりと行っていただき、そして「こころのケア」、「こころの透析」を合わせて行っていただく。 「心身の透析」とも言える両面から診ていただくことが患者にとって大切であるということです。

医療者が患者を診る、またコミュニケーションをとるうえで、「身体」に加えて「こころ」という側面を念頭においてくださるだけで、大きく違うのではないかと、そんな風にも考えます。
さらに、その「こころの透析」という言葉をくれた方の新たなコメントで、また感じたことがありました。
それは、『こころの透析は、病院でのみするものではなく、自分の生活の中から行えるものでもある。』
ということです。

みなさんは、「生きがい・夢」をお持ちでしょうか。 少し大きいスケールの表現になってしまいましたが、それは人それぞれの日常生活の中の小さな出来事、やりがいとも言いかえることができます。
一人一人の生活の中からそれらを見つけていくことで、「病院ではできない(難しい)こころの透析」が自分でできるのではないかと思うのです。

このことは透析患者だけに限らず、誰にとっても大切なことだと思います。

私自身、それを見つけることが難しい方に対してのサポート、 例えば、それに「気付く」きっかけづくりのような機会・場を提供できるようなことができないか、そのようなことも考えています。

ただ、もちろん精神的な疾患については専門医との関わりは欠かせないものですので、そのことも忘れてはいけません。
自分でこころ・気持ちが非常に辛くなったときには主治医に伝えたうえで、迷わず、心療内科等に受診しましょう。

ぜひ活用されてみてください。
お住まいの地域での保健福祉のセクションなどにご連絡いただいてもいいでしょう。
とにかく誰かに(まずは主治医が望ましいですが…)話しましょう。伝えましょう!

私たち透析患者は自分に合った「しっかり透析」を行い、またしっかり「こころを守る」ことで自分らしい快適な「透析生活」がしっかり送れると思うのです。

所長

所長
株式会社ペイシェントフッド代表。社会福祉士。透析歴29年。 14年間勤めたソニー(株)を退職後、福祉職を経て、同社を設立。 長い年月にわたり「治療を受ける」という「受け身の立場」で医療と関わってきましたが、腎臓病を経て、透析を受ける当事者として、その経験・想いを「腎臓病・透析に関わるすべての人の幸せのために」役立てられないかと一念発起し、起業しました。 「じんラボ」はみなさんと一緒につくりあげていくコミュニティです。どうぞよろしくお願いします!

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